転勤族の妻の生き方～メリット・デメリット～

転勤族の妻になり丸４年。

我が家の場合はだいたい3.4年ごとに日本全国＋海外に転勤する可能性があり

だいたい、来年だろうなと予想はできるのですが、

3.4年ごとと決まっているわけではないので毎年ドキドキです。

メリット

• いろんな土地に住める
• その土地を堪能！ちょっと長い旅行気分
• 新たな人との出会い
• 子どもにいろいろな体験をさせてあげられる

〈いろんな土地に住める〉

転勤により思いもがけない土地に住むことになります。

住めば都という言葉の通り、どこに住んでもその土地の良さがあり

楽しめています。

〈その土地を堪能！ちょっと長い旅行気分〉

その土地ならではの名産品や観光スポットなど

転勤で住んでいるうちに楽しめます!

旅行となると交通費やホテル代がかかりますが

自宅があるので日帰りでも行けてしまいます！

なかなか１回の旅行では行ききれないけど住んでいるのだから

今月はここ！などのんびり観光スポットをまわることができます。

このご時世なので…県内で楽しめるのはありがたい！！

住んだ土地のここがオススメ!と地元の友達に紹介できるように

観光地やごはん屋さんなど、いろんなとこへ行ってリサーチするのが楽しみです。

〈新たな人との出会い〉

仕事や子どもの保育園や学校、習い事などで様々な出会いがあります。

夫は仕事でのコミュニティーがありますが、転勤族の妻ははじめは何もないので

自分でコミュニティを作っていくしかないのです。

これは一見マイナスなイメージですが大人になって新たな友達ができるのって

わくわくしませんか？

転勤するごとにその県ごとに友達がいるって

素敵だなと思います。

(といっても、びっくりするほど人見知りな私です。。。（笑）

〈子どもにいろいろな体験をさせてあげられる〉

地域の行事や伝統のものお祭りなど、

その土地でしか体験できないことってたくさんあると思います。

その体験・経験が、子どもたちの

将来の糧になればいいなと思っています。

デメリット

• 仕事を辞めないといけない
• 仕事を見つけるのが大変・正社員になるのは難しい
• 地元を離れ慣れない土地へ
• 気軽に実家に帰れない.帰省にコストがかかることもあり
• 引っ越しが大変
• 住所変更などの手続きが面倒
• マイホームがなかなか購入できない

〈仕事を辞めないといけない〉

全国展開のチェーン店とかではない限り転勤するたびに退職しないといけなくなります。

また、子どもがいると、年齢によって転校などもあるので、いつまで転勤についていくかも

考えないといけないですよね。

我が家の場合、私は結婚を機に正社員で働いていた保育士を退職、

子どもができるまではパートで保育士として働いていましたが

子どもが産まれてからは専業主婦となりました。

ありがたいことに保育士はどの土地でも比較的就職しやすい職業なので

また、落ち着いたら保育士で働こうかなと思いますが

そのころにはまた、転勤かなと予想しています。。。

〈仕事を見つけるのが大変・正社員になるのは難しい〉

夫が転勤のある仕事。＝転勤が決まったら退職しないといけない。となると

就職しにくそうですよね。

実際、就活をする際に転勤のことを就職先に伝えるといい顔をしないことが多かったです。

私の場合、３月中旬に転勤が決まるので転勤が決まってから２週間で退職です。

〈地元を離れて慣れない土地へ〉

慣れない土地で生活するのが大変ということもありますが

そこはすぐに慣れます。

引っ越したはじめは周りになにがあるのか、新しい土地に期待を持ち

わくわくしているのですがそれも一時のこと。

それよりも、

両親や友達が近くにいない中で生活するのは正直さみしくなることがあります。

友達が遊んでいるのをSNSで見て、うらやましく思うこともあります。

ありがたいことに地元の友達で同じ環境の友達がいるのでよくテレビ電話をしたり

思いを共有・共感し合えているので助かっています。

〈気軽に実家に帰れない.帰省にコストがかかることもあり〉

転勤になって実家から距離が離れれば離れるほど

コストもかかってきます。

帰省方法にもよりますが我が家の場合は東京から新大阪まで。

新幹線で帰ると大人２人で片道３万円。

東京駅までの電車と新大阪からの

電車の時間も合わせると時間は４時間弱。

帰省するにもお盆や年末年始などまとまった休みがないと

帰省できませんでした。

現在、岡山から実家まで自家用車で帰れるようになり高速代はほぼかからず、

高くても片道５千円ほど。(実家が兵庫と大阪のため)

まとまった休みに限らず、普段の土日に帰省できるようになりました。

また、長期のお盆や年末年始は帰省となると普通の家族旅行にも行きにくくなります。

我が家は毎年、年末年始は各実家に順番に帰省していました。(孫にも会わせたいので)

それはそれで楽しいのですが、それだけで休みが終わってしまいます。

今年、結婚して初めて自宅で年末年始をすごすことができました。

転勤するところによりますが、帰省用の貯蓄や帰省計画などをしないといけないのは

転勤族のデメリットですよね。

今がいい環境なので、次の転勤が怖いです。

〈引っ越しが大変〉

もちろんのこと、転勤の辞令が出るたびに引っ越しです。

我が家のスケジュールでは

辞令が出る	３月中旬
引っ越し先、家探し	辞令が出た次の日に１泊２日で決める
引っ越し	４月上旬

といったハードスケジュールです。

引っ越し会社は夫が会社と提携しているところにお願いするので

探すこともなく引っ越し日程がきまり、料金も会社持ちなのでありがたいです。

一応、自分で家探しをして契約しに行きますが会社名義の社宅扱いです。

社宅ってなんか古いイメージがありますが、我が家は新築でもOK！なので

自分好みの部屋や、子どもの人数などライフスタイルにあわせて決められるのは

いいところだと思います。

会社によって全然違うので、そこは要確認を！！

〈住所変更などの手続きが面倒〉

運転免許所やクレジットカード、ネットショッピングなどの

住所変更をしなくてはなりません。

役所での手続きは平日に子どもを連れていくことになります。

４月となると年度初めで役所も混んでいるので、

待ち時間も相当長くなる覚悟で。。。

交通系ICカードは地域によって使えるが取り扱いがなくてカードの解約.返金できなくなってしまうので

もしカードを返却するなら引っ越し前にすることをお勧めします。

転勤族を楽しむ方法

転勤族になったからには…

転勤族になった方も、その家族もとにかくその環境を楽しめるといいですね！

おわりに

とにかく、転勤のメリットを家族で楽しめるとデメリットもそこまで苦にはならないでしょう。

実際、転勤をしながら専業主婦で子育てをしていますが

今のところ、楽しめています。

地元の友達と遊びたい！などありますが、

こんな世の中なので転勤族でなくても

難しいのが実際のところだと思います。

なので、そこは諦めがついている。

これから転勤族の家族になる人、

転勤のある会社へ就職を検討している人へ

少しでも参考になると嬉しいです。